プロフィール

江口 繁

Author:江口 繁
アーティストです。
絵を描いています。
音楽も作ります。
ギターもひきます。
島旅が好きです。
下記リンクから私の絵のサイトへ飛べます。

FC2カウンター

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

STILL LIFE
アートや音楽 思ったことを つれづれに
f分の1のゆらぎ
「f分の1のゆらぎ」という言葉をよく耳にする。
初めて知ったのは士郎正宗の漫画「アップルシード」の中であった気がします。
まず引用下記が意味です。

―「1/fゆらぎ(エフぶんのいち-)とは、パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと。ピンクノイズとも呼ばれ、あらゆる物理現象、生物現象、経済現象に現れる。具体的には人の心拍の間隔や、ろうそくの炎の揺れ方、電車の揺れ、小川のせせらぐ音、アルファ波、目の動き方、木漏れ日、物性的には金属の抵抗、ネットワーク情報流、蛍の光り方など。その発生機構は研究途上にある。」

心地よいとされるものにはこの「f分の1のゆらぎ」が多く含まれているらしいのだが、まだ研究は完結していない。なのではっきりと「心地よいもの」として言い切れない部分もあるらしい。

だけども、絵画の制作をしていて「これが完璧とイメージしたもの」と「自分が制作する絵」のギャップに
いつも悩まされているのだけども、「完璧なイメージ」に近づければ近づけたほど何かを失っていくような感覚を得ることも多々あります。

また、いい加減に描いたようなものが「いいね」といわれたりすることにいつも不思議に思っています。これには今度はシュールレアリスムで取り上げられていた「無意識またはオートマティスム」とも関連があると思われますが、今回は省きます。

下記引用は「f分の1のゆらぎが身体によいとされる」と定義した上での言葉です。


―「—— 実際に1/fゆらぎを摂取したり、その効果を得るにはどうすればいいのでしょうか。

武者 それは簡単です。1/fゆらぎを聴いたり、見たり、体で感じたりすればいいんです。

例えば、音楽についてはすでに述べたように、聴いて1/fゆらぎの効果を得ます。また、小川のせせらぎを聴いていると落ち着くと思いますが、音楽と同じ音の構造をしているからなんです。他に木の年輪や木目の線の間隔も1/fゆらぎを持っています。そういうものを見ていると、1/fゆらぎの効果を得られます。

また、手づくりのものには自然に1/fゆらぎが入っています。しかし、少しでも機械で削ったりして精密なものに加工してしまうと、1/fゆらぎは失われてしまいます。ですから機械的に大量生産された製品、近代的なビルなどには基本的に1/fゆらぎが存在しません。

そういう意味で、人間が生活する場としては、自然の木肌や細かい凹凸を生かした、日本の伝統的な住宅はとてもよくできています。非常に理想的な1/fゆらぎを持っているといえます。

この前、彦根城を見てきたんですが、天守閣には、曲がっている松がそのまま梁に使ってある。要するに、木の性質をそのまま生かしているので、非常に1/fゆらぎが見られましたね。

—— 確かに、ヨーロッパなどによくあるきちんと左右対称に整備された公園なんかを見ると、ある意味、異様な気さえもしてきますね。」

「f分の1のゆらぎ」は音の周波だけに注目していましたが、視覚的なものでも確かにビルの整然とした感じと農村風景では得るものが違う。

制作上、「ここはこうなるはずだ」と物理的、知識としての正確さに直すたびに、何かを失う感覚や少しつまらなく感じてしまうのでどういうことなのか知りたくて調べてみました。
ただ、人間には手のとどかない自然や物理法則に任せるしかない領域があって、それを計算して予測できないといけないと思うか、出てきたものを自然のゆらぎとしてを受け入れるか分かれることだと思います。

僕の制作のスタンスとしてもできるだけ後者を選びたい。
「思い通りにいかない」というものを寛容に受け入れる余裕があるとなんでも楽しめるんだけどなあ?

ピンクノイズっていう響きも個人的には素敵だな‥と思いました。




参考HP:


http://ja.wikipedia.org/wiki/1/f%E3%82%86%E3%82%89%E3%81%8E


http://www.athome-academy.jp/archive/mathematics_physics/0000000230_all.html