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江口 繁

Author:江口 繁
アーティストです。
絵を描いています。
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島旅が好きです。
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STILL LIFE
アートや音楽 思ったことを つれづれに
ヘンリー・ダーガー展を見に。
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今日は夢見がよく、都心にでようと思えたので見に行きたかった「ヘンリー・ダーガー展」を品川・原美術館に見に行きました。

81歳にて没の彼が15000枚以上に及ぶお話の原稿と挿絵を誰にも見せずにコツコツとためていたという、そのうちの挿絵の一部が日本に来ていたのです。

一般には「アウトサイダー・アート」されるけれども、美術の教育はまったく受けずに自分の作品を書き、描き、作り続けた男です。
だからその手法がトレースしたり、コラージュしたり、水彩で色をつけたりと、教育を受けていなくてもできる方法で力強くその世界を描いていました。

なんだかその絵を見ていたらなんて自分の世界はせまっ苦しくて、つまらないものに縛られているんだろうと心のタガが外れたようにいい気分でした。

絵は女の子(ヴィヴィアン・ガールズだっけかな?)たちが出てくる挿絵で、男性器がついていたり変な絵もあるんですが、別に変に思わなかった。その挿絵の中ではちゃんと存在してる。グロさもキレイさも何もかも誰の眼も気にせずに制作した自由さがここにはありました。

いいものを見たので、その美術館の庭で軽くお茶。
品川から少し離れたその美術館の庭園は好きで一度はお茶をしたかったのです。
東京らしからぬ落ち着いた雰囲気でした。。


しばらくお茶してたら、上野の西洋美術館にも行きたくなりその足で上野へ。
本当はイタリア絵画展をみたかったのですが、5月28日ごろからだそうで、常設を十年ぶりくらいにみました。
(あえてダヴィンチは避けました。。)

特に気になっていたのは15世紀ごろからの油絵で、その頃から油絵が出始めた時代。
よくよく見ると光の当たっている具合とかおかしいし、人のかたちもおかしいし、風景描写も技法的でおかしい。すごく意図的なんです。
だからこそ、平面で何をそこに表現できるかをルネサンスあたりからものすごく色いろ試しているように思えたんです。

スポットが当たったような劇場の一場面を描いているような絵画だったり、風景に山と木と川と緑がちょうどよく入りすぎていたり(でも調和している)。
もちろん、色彩やグラデーションの美しさはなんともいえない。すごい発色してます。筆のあとが見えない肌のグラデは気持ちよすぎる。光と陰のコントラストも気持ちいい。

古典絵画はあまり参考にすることは少なかったのですが、まだ沢山ヒントが隠されているように感じました。。


品川で自由さを学び、上野で古典に触れ、久しぶりにいい絵画鑑賞ができました。。

休みに都心に行くのも久しぶりでよかったです。



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